2023年6月12日に、ある不思議な言葉がツイッターのトレンド入りしました。
その言葉は「国会議員カード」。
一体どういうものなのか、そもそも実在するものなのか、なぜトレンド入りしたのか、を解説していきます。
- 国会議員カードって何?
- なぜ「国会議員カード」がトレンド入りした?
むずかしい言葉は使わず、なるべくわかりやすいように解説していきます。
国会議員カードとは?

国会議員カードとは、議員の名前を打ち込むことでカネの流れがすべてわかるという、政治家が悪いことが出来なくなるカードです。
実はこれ、マイナンバーカードに対しての想像で話題になっているだけのカードなんです。
ここでマイナンバーカードのカードの役割をおさらいすると…
- 本人確認書類として使える
- コンビニで住民票は課税証明書などを取得できる
- 健康保険証として使える
- マイナポイントがもらえる
などがマイナンバーカードの特徴です。(他にも多数ありますが、ここでは細かいことは省きます)
ここまで聞くと、マイナンバーカードは便利なものであるように思いますよね。
ですが実際はトラブルが続出していて…
- 同カードを健康保険証として使う「マイナ保険証」をめぐっては、本人とは全く違う別人の情報がひも付けられていたケースが複数発覚
- オンラインで保険資格の確認ができるシステムを導入している医療機関の7割以上で『保険者の情報が正しく反映されない』
- マイナンバーカードの個人向けサイト「マイナポータル」でも、他人の年金記録が閲覧可能となっていたことが判明
などの問題が立て続けに起こっています。
特に三つ目の年金記録に関しては、「自分の記録が誰かに見られていかもしれない」可能性が全国民にあるとして話題になりました。
もしかすると、犯罪に使われる可能性だってあるわけですからね。
そんなわけで、日本国民からはマイナンバーカードに対する不満が多く出ました。
しかしそれでも政府はマイナンバーカードへの登録を促し続けた結果、
「マイナンバーカードより、政治家の金の流れが全部明らかになる国会議員カードを作れよ!」
という意見がSNSで投稿されるようになったわけです。
なぜ「国会議員カード」がトレンド入りした?

この国会議員カードがとても言いやすく、響きも良く、わかりやすいのでSNSで広まったのだと思われます。
これが日刊ゲンダイDEGITALで記事になり、それと同時にヤフーニュースになったため多くの国民の目に入ることになりました。
それを見た人たちに、語呂の良い『国会議員カード』が深く響いた結果、ツイッターのトレンド入りするまでに至ったように思えます。
国会議員の年収は平均2,000万円前後なのですが、それら給料やボーナスとは別に資金を集め、自分の財布にしまおうとする議員も多いです。
そんな怪しい議員は、この『国会議員カード』で調べれば、お金の出入りが丸見えになるわけですね。
あればものすごく便利です。
抑止力にもなるので、お金目的で政治家になろうとしている人も減らせそうです。
『国会議員カード』に対する世間の反応

それではここで『国会議員カード』に対する世間の評価を見てみましょう。
国会議員カードとは?小学生でもわかるようにシンプルに解説!

以上、今回は国会議員カードについてまとめてみました。
考えた人は素晴らしいですね!
わかりやすいし、覚えやすいし、皮肉も効いてます。
このようにあんまりバカにされないようにマイナンバーカードがうまく運営されるようになることを祈ります。
というわけで今回はこのあたりで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた。