保険金を不正に請求していたとして話題のビッグモーターですが、7月25日11時から社長、新社長を含む4人が会見を行い話題になっています。
会見の冒頭で発表されたのが兼重宏行社長の辞任と新社長の就任です。
この新社長のポストに就いたのが、和泉伸二(いずみしんじ)氏です。
一般的に企業の社長が退任するときは、新社長として旧副社長が新社長になることが多いですが、和泉伸二氏は副社長ではありませんでした。
では一体どんな役職だったのか?
それともビッグモーターとは無関係の別の組織の方なのか?を調べてみました。
※ちなみに、旧副社長は兼重宏一(かねしげこういち)氏で、旧社長の息子です。今回の会見で親子揃っての辞任と、今後経営に一切かかわらないことが発表されました。兼重宏一旧副社長は会見に出席すらしていませんでした。
- ビッグモーターの新社長である和泉伸二の元々の役職はなに?
ビッグモーターの新社長である和泉伸二の元々の役職はなに?

和泉伸二新社長は元々ビッグモーターの専務取締役です。
専務というと一般的には社長→副社長→専務という順番で権力が強いですので、組織のナンバー3ということになります。
※社長の上に会長がいたり、副社長2人以上いる会社もあるので、そういう会社では4番目以降の権力者ということになります。
この会見で衝撃的だったのは、旧社長の「不正を全く知らなかった」ということです。
「そんなわけあるかい!」と大半の人が思っていますが、専務まで不正を知らなかったとはどうも考えにくいです。
そもそも現場の社員に「1件14万円」などのめちゃくちゃなノルマを貸していたのは上層部ですから。
そんな専務が新社長として就任して大丈夫なのでしょうか?
ちなみに新副社長として就任するは、元々外部の監査?の会社の方だったようです。(会見の序盤で紹介があったのですが、音質が悪く聞き逃してしまいました。申し訳ありません)
よって、新しいビッグモーターの体制で最も信用できるのは新副社長ということになりそうです。
会見では「知らなかった」の一点ばり

そんなビッグモーターは、会見では「不正を知らなかった」の一点ばり。
外部の機関が調査に入っているので、不正はの詳細は今後徐々に明らかになっていくはずです。
もし新社長である和泉伸二氏まで不正に関与していたとなれば、またすぐに辞任することになるでしょう。
外部からの調査が入っている点が非常に大きく、これから不正が山のように出てくる可能性が非常に高いです。
不正を行っていた期間が非常に長いので(元工場長のインタビューでは「私がいた8年間で数え切れないほどの不正をした」と証言していた)、不正の件数も非常に多いと思われます。
時間がかかると思われますが、我々としてはビッグモーターがキレイになっていくのをただひたすら待つことしかできない、ということになりますね。
まとめ ビッグモーターの新社長である和泉伸二の元々の役職は?

少し脱線してしまいましたが、以上をもう一度わかりやすくまとめると…
- ビッグモーターの新社長は元々専務取締役であった和泉伸二氏
- ビッグモーターでは、専務は社長・副社長の次に権力があるナンバー3
- 元々の社長と副社長は辞任
会見に登壇していた他の3名の役職や名前についてはこちらの記事でまとめています。

よろしければこちらもぜひご覧ください。
というわけで今回はこのあたりで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた。